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新吾二十番勝負 第二部

Shingo's New Challenge Pt.2

1961(昭和36年)/7/9公開 90分 カラー シネマスコープ 映倫番号:12429 
配給:東映 製作:東映

「若さま侍捕物帳」シリーズと並ぶ大川橋蔵の代表作。本作は、大衆文壇の雄・川口松太郎の名作を得て製作公開、爆発的人気の中で4作をシリーズとした「十番勝負」の後、昭和36年に「二十番勝負」として復活した新シリーズの第2弾である。大川橋蔵の葵新吾、大友柳大朗の将軍吉宗というシリーズ当初からの名コンビを中心に、監督・松田定次が時代劇の面白さをたっぷりと味わわせてくれる。

新吾二十番勝負 第二部
(C)東映

ストーリー

四国、伊予西条。今の新吾の寄寓の地だ。だが、剣の宿怨をこめた柳生一門の執拗な手はここへも伸びてきていた。さらに新吾を悩ますのは女たちである。叔父・松平頼安が「女を操るのも、武道の極意に相通ずる」と、器量自慢の侍女の中から特に六人を選んで新吾の身の回りの世話を命じたからだ。六平太が訪ねて来たのはそんな時だった。六平太の話によれば、新吾が京で起こした事件の責めを負った讃岐守の幽門も解け、母・お鯉の方も謹慎中の音羽村から、大奥へ戻る日も近いということだった。そして、由起姫、お縫が相次いで西条の城に現れた。由起姫の報告によれば、柳生家の新しい刺客、無想流の根津儀平と、かつて一度剣を交えた無明流の使い手・白根弥次郎が新吾を狙って、既に四国路に入ったという。新吾は城を出る決心をした。剣に生きる身はさらに苦難の道を求めねばならない。

新吾二十番勝負 第二部
(C)東映
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