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湖畔の人 

Lakeside Figure

1961(昭和36年)/11/22公開 90分 カラー シネマスコープ 映倫番号:12570 
配給:東映 製作:東映

朗らかなBG深井三七子は課長に惹かれている自分に気づく。しかし、課長にはバーのマダムが首っ丈。だが現代BGはひるまない。清新な恋愛ドラマ。

湖畔の人 
(C)東映

ストーリー

父親の出奔など子供の頃の暗い影を引きずりながらも、今は平凡なBGとして働いていた深井三七子は、恋人・円山との結婚を間近に控えて幸せだったはずだが、円山の両親が三七子の過去を知り婚約を破棄してしまう。円山と分かれた三七子は平静を装いながらも、そのこころの湖は激しく波立っていた。そんな時、三七子が敬愛していた課長の緒方が交通事故で大怪我を負う。日ごろ活動的だった課長が、ひっそりとした病室で眠る姿を見て、彼の寂しさを感じ取る三七子であった。そして憂いを帯びてきた三七子の姿に、同僚の矢代は惹かれ始めていた。彼は三七子との会話に頻繁に緒方の名前が出るようになったことが気がかりになってきていた。更にそんな矢代に引かれている隣席の谷沢洋子、そして緒方を熱愛していたバー鏡のマダム・宏子も絡み、三七子と緒方の周囲は少しずつ変化していく。そんなある日、三七子のもとに、幼い頃情婦にひかれて出奔した父親が危篤との電報が舞い込んできた…。

湖畔の人 
(C)東映
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