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月給日は嫌い　

1962（昭和37年）/1/23公開　51分　モノクロ　シネマスコープ　映倫番号：12508　
配給：東映　製作：東映

「動物ランチKK」に勤務するサラリーマン夫婦の、甘く楽しい新婚生活の悲哀をアイディアで解決を計ろうというユーモアと夢がいっぱい盛られた内容を、新感覚で描いた明朗喜劇。

ストーリー

借金取りの伏兵たちに攻略されて月給袋は無念！開城！！残された百円玉を睨んだまま俊次とマユミは冷たい戦争に突入！！この日「宝山荘」の男性軍はいずれも苦戦、十四号室の池島夫妻の部屋でも寝具を挟んで対立！九号室の赤羽の処もまた、同じ運命！ある日、川越夫妻は団地予備軍の恨めしげな表情の中を雀ヶ丘団地へお引越し。手伝いを買って出た南田と早苗がバイトを稼ぐ。川越夫妻に刺激されて堪えられなくなったマユミと昭子は団地入居の申込みに出掛けるが、申込者の殺到する物凄さに度肝を抜かれ、サラリーマン家庭の悲哀を身に染みて感じさせられる。一方、山の手の高級住宅では食欲不振のお犬様になんとか動物ランチを食べさせて、日頃の取引を継続しようと井草課長と俊次が懸命、俊次の奇計で精神安定剤を使って無事食欲不振を治すことに成功し、水戸部長のお覚えも目出度く、金一封を手に帰ってみればマユミは留守。八号室の二号さん中井絹子のお色気にからまれて大慌て。さらに絹子からマユミが知らない男と外出したことを知った俊次。何気なく開けた箪笥にはマユミの真新しいドレスや女物がぎっしり…。