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右門捕物帖 紅蜥蜴

Cases of Umon Pt.6

1962(昭和37年)/7/29公開 89分 カラー シネマスコープ 映倫番号:12893 
配給:東映 製作:東映

黒い滝の底にひそむ殺人鬼!起つはむっつり右門!!右門捕物帖シリーズ第6弾。むっつり右門&おしゃべり伝六コンビとアバタの敬四郎&ちょんぎれの松コンビとの捕物合戦は、爆笑をまきながらも迫真のスリルを呼び、今回は黒からすを飼う無気味な刺青男”紅蜥蜴”の出没による連続殺人事件で白熱する。

右門捕物帖 紅蜥蜴
(C)東映

ストーリー

江戸の材木河岸で発生したいかけ屋権十殺害事件の捜査に乗り出したむっつり右門こと名同心・近藤右門と、あば敬こと筆頭同心・村上敬四郎らは、凶器の出刃包丁が山の手の滝見茶屋「新月」のものだということから、捜査の焦点を「新月」にしぼった。一方、権十の家の附近で張込み中のあば敬に不審訊問されて脱兎の如く逃げ去った岩の様な大男が捜査線上に浮かび上がる。男は二の腕に紅蜥蜴の刺青を彫っており、さらに一羽の鴉が影の様につきまとっていた。折も折、重要参考人として足止めされている日本橋の薬問屋・上総屋の留守宅に、賊が忍び込み劇薬が盗まれるという事件が発生。賊は紅蜥蜴と推察された。更に翌日、新月において捜査中の右門が飲もうとしたお茶の中から毒薬が発見されるという怪事件が続発する。右門は冷茶を滝つぼから運んできた女中頭・お直の態度に不審を抱く。だが、このお直と権十は評判の律儀者で、殺害する理由が見当たらないことから事件のいきさつが皆目わからない。これは意外な難事件と右門は本腰を入れて捜査に乗り出した。だが事件は意外に簡単に解決したかにみえた。あば敬が墓場に現れた紅蜥蜴を捕えたのだが、江戸八百八町を恐怖のるつぼに陥れることになった怪事件は、まだ始まったばかりだった…。

右門捕物帖 紅蜥蜴
(C)東映

シリーズ

「右門捕物帖」シリーズ(7)

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