1963(昭和38年)/2/23公開 84分 モノクロ シネマスコープ 映倫番号:13080
配給:東映 製作:東映
「週刊新潮」に連載されて人気を博した剣豪小説を、1961~64年にかけて映画化した『柳生武芸帳』シリーズの第5弾。徳川幕府の安泰を秘めた“柳生武芸帳”をめぐり、苦境に立たされた柳生十兵衛が謎の刺客と刃を交えながら“武芸帳”に秘められた真相を暴いていく。
柳生新陰流といわれる柳生武芸帳が、実は幕府転覆を企む諸大名の謀反連判状と判明し、柳生家当主の但馬守は老中・土井大炊守から糾明を受ける。但馬守は将軍に猶予を乞い、その真相探索を十兵衛に命ずるが、旅立つ十兵衛を柳生の宿敵・疋田陰流の忍者・霞の千四郎や謎の刺客団らが次々と襲う。やがて、今をときめく柳生と姻戚関係にある老中・松平伊豆守の失脚を狙う土井大炊守らの策謀で、両家は窮地に陥るが…。
「柳生武芸帳」シリーズ(8)