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柳生武芸帳 片目の忍者

The One Armed Ninja

1963(昭和38年)/12/21公開 86分 モノクロ シネマスコープ 映倫番号:13442 
配給:東映 製作:東映

五味康祐原作を映画化した近衛十四郎主演シリーズ第8作。幕府がイスパニアから輸入した新式銃2,500挺を奪った紀州藩城代家老に対し幕府の隠密集団・柳生一門の64名が、血も凍る忍者戦法をひっさげて海賊砦に殺到する。

柳生武芸帳 片目の忍者
(C)東映

スタッフ

原作:
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ストーリー

徳川幕府がイスパニアから輸入した新型の銃2,500挺を積んだ船が、海賊に襲われた。大目付・柳生宗矩は柳生十兵衛率いる一門を集めて探索を命じた。「柳生武芸帳・忍びの巻」を元に全国から六十四人の精鋭を集めた十兵衛だったが、その最後の一人、新宮の小五郎の素性に十兵衛が気づいた。小五郎は紀州の九鬼嘉隆の家臣であったのだ。豊臣に加担したために滅ぼされた九鬼家だったが、嘉隆は紀州の徳川頼恒にかくまわれていた。しかしかつての残党が嘉隆の弟である左近将監の元で紀州の家老・岩倉刑部と結託、幕府の船を襲ったのだった。小五郎はこの話を十兵衛に打ち明けるが、それを岩倉の手の者である忍者・霧甚五郎も聞いていた。甚五郎により十兵衛の動きを察知した岩倉たちは先手を打ち嘉隆を監禁する。十兵衛は紀州に入る際に頼恒の妻・白妙の伝を使って紀州候と狩場での面会を画策するも、白妙の侍女によりこれも岩倉に知られ奇襲を受けてしまう。大納言の誘拐こそ防いだが、岩倉は難攻不落の海神砦に立てこもってしまった。嘉隆と白妙も人質に捕まり、四十名余りに減った柳生の隠密集団は、遂に捨て身のオトリ戦術を開始する!

柳生武芸帳 片目の忍者
(C)東映

シリーズ

「柳生武芸帳」シリーズ(8)

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