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男度胸で勝負する

Nerves for Victory

1966(昭和41年)/8/27公開 90分 カラー シネマスコープ 映倫番号:14598 
配給:東映 製作:東映

昭和初期の東京墨田河畔を舞台に、義理と人情の侠客道を最良と信じる親の跡目を継いだ梅宮辰夫演じる三代目が、あこぎなやくざ一家と縄張り争いで対決するにおよび、図らずも兄と斬り合わねばならぬ悲壮なめぐりあわせとなる宿命のドラマ。

男度胸で勝負する
(C)東映

ストーリー

昭和八年。関東多賀屋一家の親分武部吉太郎と、妾の菊との間に出来た直次が、五年の刑期を務め上げ、久しぶりに帰って来た。しかし、吉太郎の長男・宗吉の姿が見えない。宗吉は、一家を破門された男の娘・美津と結婚したため勘当されたのだった。宗吉は、小松一家の親分・坂井に世話になっていた。二階堂紋七率いる二階堂組と、多賀屋一家、両者の間には争いが絶えない。吉太郎が紋七の子分に襲われた。駆けつけた直次は、瞬く間に皆を叩き伏せた。吉太郎はその姿を見て、直次に代を譲ろうと決心する。宗吉が家を継ぐのが道であるとして、直次は宗吉に、家に戻るように懇願した。だが、父を裏切り、坂井に義理のある宗吉にはできないことだった。三代目襲名披露が行われ、直次の恋人・雪枝を含め、その姿に皆感動した。年に一度の瀬戸物市。紋七から喧嘩の助人を頼まれた坂井は、宗吉にそれを命じた。多賀屋一家最大のかきいれ時だ。が、二階堂組に押さえられた瀬戸物問屋から品物が買えない。紋七から直次への果し状を見つけ、二階堂組に殴りこんだ吉太郎を待ち受けていたのは、息子の宗吉だった…。

男度胸で勝負する
(C)東映
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