1967(昭和42年)/4/14公開 83分 モノクロ シネマスコープ 映倫番号:14788
配給:東映 製作:東映
女3人寄ればなんとやら…。緑魔子、大原麗子、春川ますみという東映お姐ちゃんトリオがパンチのきいたお色気をみせる。白タクの女ドライバー、グラマートルコ嬢、ちゃっかりホステスの3人が男性をカモるピンク作戦を展開する。
チコは白タクの運転手。ナオミはトルコ嬢。そしてミキはバーのホステス。レストラン経営という夢を持つ3人は、「男なんて色目を使えば飛んでくる」を人生哲学に、鼻の下を伸ばした男たちから金を巻き上げていた。競馬で大穴を当てた青年・青木も、その儲けた金をほぼ全て3人に巻き上げられていた。ある日3人は、アパートの隣室でガス自殺を図ったホステス・珠枝を介抱し、珠枝を捨てた男が現れるのを待つ。だが捨てた男は、3人が稼いだお金を預けていた銀行のドラ息子・浜村。女の敵の出現に色めき立った3人だったが、彼に近づこうとしたチコがまず返り討ちにあい、ミキはゴルフ場でキャディとして近づくもあっさり正体がばれてしまう。実は浜村の部下で預金係としてチコたちと親しかった白石が、3人の計画を浜村にばらしていたのだ。最後にナオミがマッサージ師として浜村の寝室に侵入するも、逆に閉じ込められてしまう始末。だが、浜村にこき使われることに嫌気が差した白石の加勢によって、ついに浜村をノックアウト!今までだましてきた珠枝たち全ての女性への慰謝料と、子供のための保育園建設の寄付を誓わされたのだった。だが、浜村もただでは済まさなかったのだ…。