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まぼろし黒頭巾　闇に飛ぶ影

1967（昭和42年）/9/8公開　86分　モノクロ　シネマスコープ　映倫番号：14634　
配給：東映　製作：東映

「ワタリ」「冒険大活劇･黄金の盗賊」に続く特撮時代劇シリーズ第3弾。舞台はお江戸八百八町。“こうもり”と呼ばれる神出鬼没の怪盗が三千万両の砂金の謎をめぐって柳生一門の妖剣と対決する、特撮技術の粋と時代劇の面白さが融合した娯楽編。主演の松方弘樹が若さとスピード感溢れるアクションを披露している。

ストーリー

神君家康から拝領した白銀の里から採集される莫大な砂金を狙う尾張大納言は、柳生流総帥･利玄を使って里の長老･弾正を暗殺し、砂金の謎を解く鍵となる“白銀の魚”を奪った。弾正の姪･奈々は、家康のお墨付を持って白銀の跡継ぎ一太郎を捜すべく、江戸の旗本･城野伊勢守のもとに向かう。その頃、江戸では“こうもり”と名乗る怪盗が暗躍していたが、不思議なことに奈々の身辺が危ない時には決まって“こうもり”が現れ奈々を救っていた。柳生利玄は、ニセの一太郎を仕立てて奈々たちをおびき出すが、またしても“こうもり”が救出に現れる。だが、追っ手との斬り合いで黒頭巾がはがれ、“こうもり”の素顔は見られてしまった。果たしてその正体は…。