1967(昭和42年)/11/23公開 90分 カラー シネマスコープ 映倫番号:15118
配給:東映 製作:東映
6年ぶりに復活した東映名物シリーズに、五代目石松・北島三郎が登場。喧嘩っぱやく、正義感の強いヒーロー・石松を中心に、アクションと喜劇性とお色気をミックスした明朗任侠篇。
昭和33年、東京卸売市場では、暴力団金竜興業の社長砂川が卸売会社のひとつ大東水産と結び、新しい勢力を張ろうとしていた。この魚河岸で働く“魚河岸の石松”こと木村松吉は暴れ者だが義理人情に厚かった。勢力拡大に燃える砂川兄弟は、弟・英人と遠海漁業社長・国枝の娘・美智子に縁談を持ちかける。美智子には梅村という金竜会の代貸で刑務所に服役した婚約者がいたが、梅村の兄弟分・砂川が金竜会を金竜興業と変えてしまっていたのだ。砂川の魂胆を知る国枝は縁談を蹴るが、怒った英人が国枝に嫌がらせを始めた。度重なる悪辣な仕打ちに怒った石松は砂川に立ち向かう。梅村も先代の築き上げた金竜会の代紋を汚したとドスを抜き突っ込んでいく…。
「魚河岸の石松」シリーズ(11)