1968(昭和43年)/3/30公開 89分 カラー シネマスコープ 映倫番号:15263
配給:東映 製作:東映
「博奕打ち」シリーズ5弾。博徒同士の血みどろの抗争の最中、常に利用され翻弄されるいわゆる“旅人(一匹渡世人)”の宿命を、迫力のドスアクションとスリリングな賭場シーンで描破した迫力篇。
大正の末。渡世人の小嵐幸次郎と三浦吉五郎は矢島組の客分として滝川組に殴り込んだ。その殴り込みで、吉五郎は幸次郎を救った際に重傷を負い病院にかつぎ込まれ、幸次郎はすべての罪を負って自首をした。この一件は“小嵐七人斬り”と巷で流布され、幸次郎は英雄視される一方、吉五郎の名はしぼみ、その消息さえ知られないものとなった。5年後、幸次郎は木戸源一家の若衆・昭一と共に出獄すると、すぐさま吉五郎を探すのだった。
「博奕打ち」シリーズ(8)