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沈まぬ太陽

THEUNBROKEN

2009(平成21年)/10/24公開 202分 カラー アメリカンビスタ 映倫番号:118414 一般
配給:東宝 製作:「沈まぬ太陽」製作委員会

「魂が、震える。」信念は決して消えない。激動の昭和をかけぬけた男の生き様とは…。

沈まぬ太陽
(C)2009「沈まぬ太陽」製作委員会

ストーリー

昭和40年代、巨大企業・国民航空の労働組合委員長、恩地元は職場環境の改善に取り組んだ結果、待っていたのは会社からの海外赴任辞令で事実上の左遷人事であった。赴任先はパキスタン、イランそして路線の就航もないケニア。会社は帰国をちらつかせ、恩地に組合脱退を迫る一方、露骨に組合の分断を図っていた。そんな中、恩地とともに戦った同僚の行天四郎は早々と組合を抜け、エリートコースを歩んでいた。行天の裏切り、家族との長年にわたる離れ離れの生活が恩地を次第に追い詰めて行った。十年に及ぶ僻地での海外勤務に耐え、ようやく本社に復帰したものの、恩地への待遇が変わることはなかった。そんな逆境の日々の中ついにその日がおとずれる。航空史上、最悪最大のジャンボ機墜落事故、想像を絶する犠牲者の数、恩地は遺族係を命ぜられ現地に赴き、未曾有の悲劇に直面する。政府は事態を重く受け止め、腐りきった組織を立て直すため、新会長に外から招聘した国見に要請する。そして国見は新設した会長室の部長に恩地を抜擢する。国見の「君の力を借りたい」という真摯な説得に応じた恩地だったが、それは終わりなき暗闘の始まりに過ぎなかった。

沈まぬ太陽
(C)2009「沈まぬ太陽」製作委員会

受賞歴

第33回日本アカデミー賞最優秀作品賞受賞、第33回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞受賞、第33回日本アカデミー賞最優秀編集賞受賞、第34回報知映画賞作品賞受賞、第22回日刊スポーツ映画賞助演男優賞受賞、第64回毎日映画コンクール日本映画大賞受賞、第83回キネマ旬報助演男優賞受賞、第83回キネマ旬報ベストテン受賞

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