“小説と読物”連載の陣出達朗の原作を鈴木兵吾と本山大生が共同で脚色、福田晴一が監督、片岡清が撮影した股旅もの。主演は高田浩吉、瑳峨三智子、流行歌手の三橋美智也、北上弥太朗、伊吹友木子。
製作は小倉浩一郎、雑誌面白倶楽部連載の角田喜久雄の原作より、八尋不二が脚色、丸根賛太郎がメガホンを取っている。出演者の主なものは、鶴田浩二の一人三役、折原啓子、月形龍之介、宮城千賀子など。
長谷川幸延の原作を舟橋和郎が脚色、福田晴一が監督、同じく片岡清が撮影した。主演は伴淳三郎、花菱アチャコ、瑳峨三智子に徳川夢声が加わる。ほかに、中村是好、山野一郎、関千恵子、山田周平など。
爽やかな風の吹く信州。オートバイでひとり旅という男の前に、風のように現れた女。都会の雑踏の中で結ばれるふたり。季節は再び夏に。恩は「風が止まったみたい・・・」と言い残し・・・。