舞台は京都の祇園と宮川町。金のためなら他人の男でも平気で奪うドライ芸者・君蝶が、四人の男を手玉にとる凄腕ぶりを村山新次監督がねっとりとした描写し、匂うばかりの風俗の中に女の欲望を浮き彫りにしている。
躰を売ること以外に生活の途を知らない聖娼婦・卵子。その彼女のもつ不思議なセックスに狂わされていく男女たち。乱交パーティー、レズビアン、売春トルコ、不能症の男等々、刺激的な画面構成で描くセックス映画。
毒婦シリーズ第2弾。お勝は道場主の娘として育てられたが、父と弟を謀殺され復讐の鬼となって仇の旗本を追う。宮園純子が体当り演技を見せるサディズム、エロチシズムたっぷりの時代劇。