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激流

1967(昭和42年)/8/19公開     
配給:松竹 製作:松竹株式会社

井上梅次と、池田一朗が共同でシナリオを執筆し、井上梅次が監督した女性もの。撮影は長岡博之が担当している。

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スタッフ

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ストーリー

生花界の権威である飛鳥流家元の一人娘・翠と、その分家の娘・紅は、姉妹のように親しかったが、生花界の名花二輪、とマスコミで騒がれるほどの実力を持つ二人は、その反面よきライバルでもあった。紅は父華舟の死後、ひとりで分家を守り、清楚な美しさにふさわしい生活を送っていたが、内面には激しい気性を秘めていた。一方、翠は自由奔放な青春を送り、紅と対照的な女だった。翠には父・光風が気に入っている良平という婚約者がいたが、良平を好きにはなれないでいた。ある日紅に、彼女の後援者で料亭の女将ときから縁談を持ち込まれた。相手は社長の御曹子邦夫で、話がまとまれば生花学校を建てると言う。その取り引きめいた申し出に紅は緑談を断った。その夜、紅は良平の兄で作曲家の達也と会い心を惹かれた。そして、交際を深めていった紅と達也は、いつしか結ばれていた。だが間もなく、二人が箱根に遊んだ時、達也が湖上で水上スキーを楽しむうちに、流木に足をとられて溺死してしまった。紅は既に妊娠していた。この出来事で、後援会は解散し、弟子たちは去っていったが、良平はそんな紅の唯一の味方だった。翠は良平との婚約を破棄し、邦夫と結婚した。やがて、紅は亡き達也の子を生んだ。その紅に想いを寄せる良平の愛に紅は悩んだが、ある夜、良平と愛を交わした。翠が横暴な邦夫と離婚し、光風が病床に伏したこともあり、飛鳥流のコンサルタントだった良平の助けを必要としていたのは、そんな時だった・・・。

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