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嵐に立つ

1968(昭和43年)/3/1公開     
配給:松竹 製作:松竹株式会社

井上梅次がシナリオを執筆し、長谷和夫が監督したアクションもの。撮影は丸山恵司が担当している。

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スタッフ

監督:
脚本:
音楽:
撮影:
照明:
美術:
録音:

ストーリー

ジャズ喫茶「ニューポート」のボーイ藤巻信太郎はここに集まる若者たちのアイドルだった。ある日、信太郎は芸能ボスの手荒な仕打ちにあったところを音楽学校の学生大木達也に助けられた。達也の父親耕作はクラシック音楽界の大御所だった。達也はそんな父に重圧を感じ時々うさ晴らしにやってきた。そんなことが契機となり信太郎は大木家に身を寄せ念頭のクラシックを勉強することになった。その昔、音楽学校で耕作と机を並べた父親の素質を受継ぐ信太郎は良き指導者を得て才能を伸ばした。大木家には達也の従妹花絵がいた。彼女はいずれ達也に嫁ぐ身であったが、いつしか男性的な信太郎にこころを奪われるようになっていた。それから一年。花絵への愛情と音楽への情熱が信太郎に名曲を生ませた。だが喜びも束の間、その曲は達也の名で発表された。信太郎は師と友との板ばさみに悩み、再び「ニューポート」に戻った。自ら奏し、歌い、作曲する信太郎は若者の熱狂的な歓迎を受けた。そして彼に好意を寄せるマダム朱実の援助も得、バンドを編成するとマスコミにも取り上げられた。一方、父の名声に重荷を感じる達也は、花絵の心がわりを知って、家を飛び出した。そしてかねてから念願だった孤児院で音楽を教え明るさを取戻した。そんな彼に信太郎は協力を惜しまなかった。やがて、達也はこのホームで教える若林京子を愛するようになった・・・。

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