作品検索

作品紹介

妾二十一人 ど助平一代

Twenty-One Concubines

1969(昭和44年)/3/6公開 90分 カラー シネマスコープ 映倫番号:15611 
配給:東映 製作:東映

小幡欣治原作の舞台劇「あかさたな」の映画化作品。バイタリティ溢れる精力絶倫男と、彼を取り巻く妾たちの色と欲に絡んだ葛藤をセクシーな味付けで描いた大型喜劇。

妾二十一人 ど助平一代
(C)東映

ストーリー

大森鉄平は21人の妾をもち、子供の数は30人を超し、関係した女も1,100人を超す精力絶倫男だ。そんな鉄平の日課は、それぞれの妾に経営させている牛鍋屋、「あかさたな」を毎日個別に廻り、売上を調達して女を監視することだ。ある日、一番支店で妾ののえが板前の浦川と夫婦になりたいと言い出した。他の妾も女盛りに月に一度位の夜の勤めでは我慢できず、互いに鉄平を奪い合い、また鉄平の目を盗んでは浮気する始末だ。そんな中、鉄平は気品のある遊女小雪に十六番支店を任せる。「俺が惚れこんだのは小雪ただ一人」と旦那気分に酔う鉄平に、他の妾は鉄平と床を共にするのを拒否する連判状をつきつける。折りしも、鉄平のかみさんが死に、あさとひでが本妻の座を奪って争うが、年功序列でつねに決まった。数日後、大島旅行に出かけた鉄平の船が沈没したとの号外が乱れ飛ぶ。妾の前で弁護士により鉄平の遺言状が読み上げられ、小雪に遺産金50万円が与えられた。他の妾は不満をぶちまけるが、小雪の「このお金は皆で分けてください」という言葉に小躍りする。そこに現れたのは、死んだはずの鉄平だった…。

妾二十一人 ど助平一代
(C)東映
ページの先頭へもどる
一般社団法人 日本映画製作者連盟・会員(4社)