1969(昭和44年)/7/8公開 96分 カラー シネマスコープ 映倫番号:15823
配給:東映 製作:東映
鶴田浩二、安藤昇、菅原文太、若山富三郎の四大スターが、黒背広・金バッヂの世界をドスでえぐる暗黒任侠巨編。
巨大な暴力組織の中で“組長”の役割とは一体何なのか? 関東大組織対関西大組織の血なまぐさい縄張り抗争を軸に、腐敗するヤクザ社会の中で任侠道に命を賭ける男たちの凄絶な生き様をリアルなタッチで描き出す深作欣二監督の演出が全篇に冴えわたる“日本暴力団”シリーズの第1作。
日本最大のヤクザ団体・淡野組は、代理戦争をしかけ抗争を続けながら、ついには関東地域にまで進出し始めていた。これに対し、東京周辺の各組は集結、関東連合会を発足した。無法の街を舞台に、熾烈な縄張争いが幕を開けようとしていた。両者の抗争が表面化するなか、刑を終えた塚本が出所する。カタギになるつもりの塚本だったが、血なま臭い争いに巻き込まれていった…。
「日本暴力団」シリーズ(4)