1970(昭和45年)/4/10公開 88分 カラー シネマスコープ 映倫番号:16291
配給:東映 製作:東映
大正末期の東京を舞台に、装いも新たに兄弟仁義のメロディーに乗せて再び贈る、シリーズ8作目。跡目争いに巻き込まれた三人の博徒が命を落とすまでを男の友情と涙でスケール大きく描く、任侠映画の決定版。
中野一家の親分、頼吉は跡目を息子の頼介ではなく、大竜こと新井三兄弟の長男・竜太郎に継がせることにする。この決定を快く思わない頼介や代貸の堀、渡部らは三兄弟の仲たがいを計画する。中竜こと次男・新井竜次はシマをまかされるはずだったが、堀たちの策略で小竜こと三男・新井竜三が代貸になった。ショックの中竜に堀たちは接近する。人夫たちの不満をなくそうとした小竜は男を上げ逆に頼介の評判は落ちてしまった。怒った堀たちは中竜をだまして小竜を殺そうとし、用済みになった中竜を殺した。残った大竜と小竜は仇討のため頼介らに戦いを挑む。
「兄弟仁義」シリーズ(8)