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喜劇ギャンブル必勝法

1970（昭和45年）/10/17公開　86分　カラー　シネマスコープ　映倫番号：16507　
配給：東映　製作：東映

競輪、競馬、パチンコ、麻雀などのギャンブル百科必勝法と、その八百長の極意を、口八丁手八丁の自称日本一のギャンブラー山城新伍がご披露しようという爆笑喜劇大作。

ストーリー

大阪西城に住む自称ギャンブラー・後宮五郎は弟子になったばかりのアイスクリーム売り、土井真一に必勝法の奥義を教えこむことになった。まず手始めに真一を引き連れ麻雀荘に入ったが、老麻雀師の政と孫娘の光子に挑戦したのが運のつき。カモったつもりがカモられメロメロになり、うまく利用したつもりがまたまたイカサマにひっかかってドボン。ただでは起きない五郎はイヤホーンを使った政の手口をまねて麻雀で一稼ぎしようと考えた。しかしこれが土地のヤクザ大矢根組にバレ、危機一髪を助けてくれたのが女ギャンブラーのバクダンお恵だった。こりずに五郎は真一の実践教育とパチンコ屋に乗り込んだが、いかさまがすぐにばれ、またまた大矢根組にリンチ寸前のところ、パチンコ屋の下働きで災難をまぬがれる。その後も立て続けに失敗し、ついにギャンブルの師匠である麻太郎に、再びイカサマの初歩からじっくりと教えこまれる。いっぽう、大年増の八千代が家主のボロアパート「八千代荘」に、五郎の口ききで政と光子が住みこむことに。だが八千代荘の土地利用に目をつけた大矢根組が、八千代をイカサマ野球賭博でだまし、アパートの登記書を奪い取る。立退きを迫る大矢板組に、五郎は仲間とともに大イカサマで反撃を開始する！