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やくざ刑事　恐怖の毒ガス

1971（昭和46年）/4/16公開　87分　カラー　シネマスコープ　映倫番号：16643　
配給：東映　製作：東映

雪上を猛スピードで走るスノーモービル。ボブスレー上の格闘、雪上車との肉弾戦、ヘリコプターへの飛び乗り、オートバイの集団戦など、吹き替えなしの千葉真一が華々しいアクションをスピード感いっぱいに展開する。

ストーリー

警視庁の特捜部員･隼田志郎は極秘命令のもとに、クラプ「サファリ」を経営する元新生会幹部･関口の動きを探っていた。そして、不自然な動きを示す「サファリ」の美人ホステス・阿里沙に接近するため、宮城県のスキー場に遊ぶ彼女を追って鳴子温泉へとやって来た。だが、阿里沙は隼田の目の前で、何者とも知れぬ男の兇弾に倒れ雪を赤く染めて死んでしまう。隼田は東京に戻ると、関ロの幹部･黒川に取り入って舎弟分のひとりとなり、決死の潜入を開始した。一方、隼田の相棒・峰尾は、毒物学の権威、西博士の研究しているGX毒ガスの製造法と研究データを奪い、某国諜報部に売りつける計画を立てていた。関ロたちは、西博士との取引きのため、博士の一人娘･美奈を誘拐。西博士から相談を受けた特捜部は、隼田に美奈の救出を命ずると共に、関ロー昧と一か八かの取引きをすることになった。だが、高速道路上での取引きは、巧みに什組まれた罠によって特捜部の完敗に終り、すべての書類を奪われてしまう…。