1977(昭和52年)/12/1公開 76分 カラー ビスタ 映倫番号:19262
配給:東映 製作:よみうりテレビ / 東京ムービー
梶原一騎原作の野球アニメーション。
5年前、栄光の巨人軍の星とうたわれていた星飛雄馬は、左腕を壊して一切の消息を絶った。だが飛雄馬は、再び野球への情熱と巨人への愛を燃えあがらせて甦った。
配給受託作品
草野球で賑わう多摩川の川べりに、3万円で代打を請け負う助っ人が現れた。男の名は星飛雄馬。5年前、栄光の巨人軍の星と謳われた左腕投手。左腕を壊して、一切の消息を絶っていたあの飛雄馬だった。彼は、昭和50年、最下位にあえぐ長島巨人軍を見て、再び野球への情熱と巨人への愛を燃え上がらせたのだった。
打率10割を続ける青年の噂はたちまち広まった。彼の父、星一徹は、その青年が飛雄馬に違いないと確信を抱いた。だがなぜ飛雄馬が野球に挑んでいるのか彼には分からなかった。かつてのライバル・花形も青年の噂を耳にしていた。多摩川べりで二人は再会する。花形は飛雄馬の目の奥に燃え上がる炎を見た。それは少なくとも失意のどん底にあえぐ男の目ではなかった。甲子園で、後楽園で、マウンドの上で炎と燃えていたあの目だった。