1983(昭和58年)/3/12公開 98分 カラー ビスタ 映倫番号:111011 R18
配給:東映セントラルフィルム 製作:東映
ひとりが死ねば、もうひとりも生きてはいけない。女二人と男一人、そのうち誰かが欠けてもいけない。卍(まんじ)がらみの官能関係の三人は異常なセックスのるつぼにのめり込み、破滅と背中合わせで身を焦がし続ける。全編強烈な性描写で公開当時話題を呼んだ、谷崎潤一郎原作「卍」の映画化作品。
同時上映「四畳半 色の濡れ衣」
現役刑事の妻・園子は白昼の西麻布通りで万引きしたところをOL・光子に目撃されてしまう。それが女二人の奇妙な出会いだった。光子と関係を持った園子の様子に不審を抱いた夫・柿内は、園子を尾行し光子の存在を突き止めるが、二人はあくまで関係を認めようとはしない。しかし、二人のお互いへの愛情は益々深まり、ついに園子は執拗に問い詰める夫に光子への想いを告白する。そして、柿内家では女二人と男一人の奇妙な生活が始まった。