1988(昭和63年)/12/17公開 96分 カラー ビスタ 映倫番号:112828
配給:東映 製作:東映
ケンカも恋もハンパじゃない、新宿は面相組若頭補佐・サブちゃんのカッコよさ、そして可愛い女房の恋子だけに見せる男の本音と優しさ。さらにヤクザ業界のことは何も知らないハワイ育ちの恋子がサブちゃんを振り回す可笑しさが人気を呼んだ、ジョージ秋山原作のコミック「恋子の毎日」を映画化。
キャストには松村雄基、長山洋子を中心に、梅宮辰夫、室田日出男といった面々が顔を揃えている。
同時上映「ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎完結篇」
サブちゃんは新宿・面相組の若頭・星永小百合の右腕だ。舎弟のマツやレイジは、いざサブちゃんのことになると前後の見境がなくなってしまうほど、サブちゃんは男にも女にもよくもてる男なのだ。そんな男気あふれるサブちゃんが初めて好きになった女が恋子だった。恋子ひとすじのサブちゃん。一方の恋子もサブちゃんひとすじなのだが、天真爛漫、無防備な魅力がアブない。ジョギング帰りの恋子の家へ星永が訪れる。恋子のオイシそうな後姿に星永の視線が注がれているところへ帰ってきたサブ。あわてて恋子に着替えを指示した。星永は「こんなかわいい女房残して、俺の身代わりにムショへ行けるか」と聞く。強くうなずくサブ。とんでもなくチグハグで、それでいて息のピッタリ合ったサブちゃんと恋子の毎日は続く。オカしくて、そして、チョッピリ悲しいヤクザ渡世で二人を待ち受けていたものは?