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のど自慢狂時代 

1949(昭和24年)/3/28公開 80分 モノクロ スタンダード 映倫番号:A379 
配給:大映 製作:東横映画

カーン、私はこれで5回目だ、流行歌・浪曲さては詩吟まで何れ劣らぬ心臓組が虚々の秘術をつくすのど自慢見るも爆笑のトンチンカン物語。

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ストーリー

町内イチの成金、倉持家の娘くら子が「のど自慢」に応募したとのことで、夫人のかま枝は近所の人を招いて盛大に盛り上げてラジオ放送を待ったが、くら子は鐘が一つしか鳴らず落選。かま枝夫人は卒倒してしまった。そこで近所の喫茶店で恋人たま子とデートしていた内科の医者大介が急に呼び出されて診察をするが、案の定具合はたいしたことがなく、それどころかくら子に一目惚れされてしまった。そこで大介はくら子が「のど自慢」に合格できたら結婚することを約束する。くら子の音痴なら合格することはないと考えたからだ。大介の恋人のたま子は喫茶店の喜七とおよしの実の娘で、すでに五人も子供がいた二人はすし屋の金六のところに養子として出されたのだった。だが五人全てに先立たれた喜七夫婦は、たった一人の娘たま子を戻して欲しいと金六に願うが、金六にとっても可愛い娘であるからこれに応じられなかった。そんなたま子が大介の勧めで「のど自慢」に出場することになり、およしは内緒で晴れ着をたま子に送る。そして「のど自慢」当日。かま枝はくら子を合格させて大介と結ばせたいと願うが、くら子はすでにたま子と大介の仲に気付いていて…。

のど自慢狂時代 
(C)東映
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