1955(昭和30年)/12/4公開 57分 モノクロ スタンダード 映倫番号:2016
配給:東映 製作:東映
仇討の敵を探す浪人と熊さん、八ッあんら長屋の面々が織り成す大騒動。落語「花見の仇討」を“喜劇の神様”斎藤寅次郎が演出した快作喜劇。益田喜頓が一人二役を演じる。
熊吉、八五郎、留造たちが暮らすうわばみ長屋に、浪人・青池数馬が妹と暮らしていた。父の仇・酒巻一角を探す数馬だったが見つからない。ある日数馬は、スリの一団に囲まれていた花火問屋の娘・お玉を助けてやった。数馬に一目ぼれしたお玉だったが、好色な殿様に見初められてしまった。苦肉の策で、お玉の婚約者に留造を仕立て上げるのだが…。