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緋ざくら大名

The Scarlet Cherry Lord

1958(昭和33年)/1/29公開 83分 モノクロ シネマスコープ 映倫番号:10465 
配給:東映 製作:東映

市井に飛び出した十一万石の若殿様と、それを慕う五万石の御姫様の素晴らしいラブ・ロマンス。剣あり恋あり笑いあり、橋蔵の魅力を縦横に生かした明朗痛快篇。

緋ざくら大名
(C)東映

ストーリー

人々でごった返す浅草の盛り場。その掛小屋の舞台では、今しも自雷也の大立ち回り。舞台裏で太鼓を叩いている若侍はなんと、堅っ苦しい大名生活と、家の定めた縁談を嫌って市井へ飛び出してきた桑名十一万石・松平家の次男坊・千代三郎である。ところがその舞台に、目も覚めるような御姫様と、その後ろから人相の悪い浪人が飛び出してきた。客席は芝居と間違えてやんやの喝采。一方、持って生まれた義侠心から姫を救ってその場を離れた千代三郎は、邸に帰りたがらない姫に困り果て、自分の住む“いただき長屋”に連れ帰る。実は、彼女は北條五万石の鶴姫で、お家横領を企む親戚・北條紀五郎一味に追われていたのだ。さて、“いただき長屋”では、とびきり上等な鶴が舞い降りて上を下への大騒ぎ。千代三郎にぞっこん惚れ込んでいるお松などは片時も落ち着かないが、そんな折、再び鶴姫が逃げ出した!

緋ざくら大名
(C)東映
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