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ボス表へ出ろ 

Step Outside, Boss

1960(昭和35年)/5/24公開 75分 モノクロ シネマスコープ 映倫番号:11565 
配給:東映 製作:東映

東京と大阪を結ぶ六百キロをシボレー・ステーションワゴンで走りまくり、そのスリルの中に濃いと拳銃と暴力を織り成す異色のアクションドラマ。前作「殺られてたまるか」に続き梅宮辰夫と三田佳子がコンビ第二回として送る激情篇。

ボス表へ出ろ 
(C)東映

ストーリー

大阪郊外に東京ナンバーをつけたシボレーが一台停車した。降りてきたのは堀越・黒木・大橋ら三人のやくざである。ボス赤塚の命を受けて、麻薬を持ち逃げした兄貴分の佐竹を追ってきたのだ。足を洗って恋人・原田里美と駆け落ちした佐竹を捕まえた堀越は、学生時代も佐竹の後輩だった。しかし、赤塚に絶対服従の堀越は冷酷に拳銃を突きつけ、佐竹と里美を乗せたシボレーは東京に向かって走り出す。二人は逃げるチャンスを狙った。佐竹がドライブインで黒木を一撃しても、里美が口紅でシボレーのボディーに「コロサレル・タスケテ」と書いても、執拗な堀越によって全て失敗に終わった。さらに里美の計画に激昂した黒木が、里美にリンチを加えた。佐竹は里美を助けようと狂気の如く暴れ、大橋の拳銃を奪うと三人に銃口を突きつける。そのまま車で逃走しようとするが、鍵がなく、その隙に堀越がジャックナイフを里美に向ける。苦境に陥った佐竹は麻薬の隠し場所を告げて、里美を解放するよう懇願した。シボレーは遂に横浜に着いた。堀越たちは佐竹が預けた麻薬を追ってクラブハイライトの張を訪ねた。しかし、彼らを迎えたのは、張の拳銃だった…。

ボス表へ出ろ 
(C)東映
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