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十七才の逆襲 暴力をぶっ潰せ

Counterattack at Seventeen Years

1960(昭和35年)/7/6公開 74分 モノクロ シネマスコープ 映倫番号:11793 
配給:東映 製作:東映

無実の罪で死刑台に送り込まれた父親の復讐に狂う青年の非情な青春を描く。

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ストーリー

孤児院にいたサブと姉の恵子は、岩下という男に拾われて成長した。二人の父は十三年前に外人バイヤー殺しで処刑され、母はそれを苦に自殺したのだ。恵子は岩下の手下である坂田の情婦になり、以後この姉弟の周囲には何故か坂田たちの眼が光った。ある日サブは、酒好きの医師・荒木と競輪場で予想屋の健一を喧嘩から救ったことが縁で、洗濯屋を営む父の健造と妹の妙子を知った。健造は岩下の売春組織に入っていた。サブはオキャンな妙子に惹かれた。恵子も坂田の目を盗んで健一に恋するが、見つかってしまいリンチを受ける。健一は昔、坂田の子分で、健造もサブの父を逮捕した刑事だった。サブは何か秘密を感じた。その頃「サブと恵子を殺せ」という命令が岩下から下される。十三年前の外人殺しは岩下一味の仕業だったのだ。彼らがサブの父を犯人に仕立て、刑事だった健造が死刑台に送ったのだった。坂田はサブの命を狙う。ネジをゆるめられたオートバイに乗ったサブと妙子は奇蹟的に助かった。健一はすべてを恵子に告白し、坂田は恵子を殺した。これを知ったサブは立ち上がる…。

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