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八人目の敵 

The Eighth Enemy

1961(昭和36年)/12/15公開 84分 モノクロ シネマスコープ 映倫番号:12653 
配給:東映 製作:東映

プレイボーイの青年医師、鯉沼が一夜を共にした女の、轢死事件に疑問を抱いて、現代社会世相の裏面に潜む秘密組織の悪徳に挑戦する推理アクション。

八人目の敵 
(C)東映

ストーリー

ある雨の夜、青年医師鯉沼は駐車場で一人の紳士が倒れ、女が逃げ出すのを目撃した。男は既に事切れ、鯉沼は女を追いかけ捕まえるが、怯えた女は鯉沼に包みを渡して消えてしまった。まもなく、吉沢刑事によりその女が轢死体として発見され、鯉沼の名刺が死体から見つかったとの連絡を受けた鯉沼は、包みの中で見つけた不思議なテープをもとに、独自でこの事件を調べ始める。女が元モデルの久保圭子であることを突き止め、彼女のアパートから見つけた紙片を元にナイトクラブ「ブラック」に赴いた。そこで知り合った、圭子と瓜二つの歌手・笹尾ルリにせがまれて東京湾上の孤島に向かうが、それはルリの仲間の黒メガネの男・ジョー一味の罠であった。命からがら逃げ出した鯉沼であったが、圭子は他殺ではないかと疑い、恩師である医学の権威・石火矢博士の協力を得て真相解明に全力を傾ける。ルリを待ち伏せして奪ったルビーの指輪を元に再び捜索を開始したが、再びジョーの襲撃を受けてしまう。だが、乱闘の最中に地下工事に巻き込まれたジョーを、なぜか自分の病院で治療することになった鯉沼。そしてジョーは、鯉沼の病院で働く看護婦・千代こそが自分の実の妹であることを知り愕然として、立ち去ってしまう。そして鯉沼はついに、背後にある秘密会員クラブ「ダイヤモンド」の存在を突き止めた…。

八人目の敵 
(C)東映
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