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中仙道のつむじ風 

A Vagabond of Gale

1963(昭和38年)/3/31公開 86分 カラー シネマスコープ 映倫番号:13115 
配給:東映 製作:東映

松方弘樹扮するつむじ風の百太郎が、惚れた女のために命を懸けて中仙道に巣食う悪代官とその用心棒と対決する青春股旅篇。

中仙道のつむじ風 
(C)東映

ストーリー

中仙道御嶽の宿場を仕切る貸元・御嶽の仁兵衛が、桜の杖を持った浪人者・門倉新八に切り殺された。小田井の悪代官・藤岡大和の友人である新八は、百姓と楯突く甚兵衛をけん制するために仁兵衛に出馬を請うたが、仁兵衛が断ったために斬ったのだ。甚兵衛一家に草鞋を脱ぐつもりだった若い旅人・つむじ風の百太郎はこの騒ぎでそのまま小田井の宿へ足を向けることに。その途中、にわか雨で雨宿りをした水車小屋で武家・真壁家の美しい娘・志保と遭遇。飾り気のない百太郎に志保も心をほぐし、百太郎の胸に生まれて初めて恋の灯がともった。小田井の甚兵衛に呼び出された江戸の半蔵は、志保の姿に驚いた。真壁家で世話になったことのある半蔵は、主人への恩義と志保への愛の板ばさみでヤクザ稼業に飛び込んだ。だから訪ねてきた志保にも冷たく突っぱねる。一方、甚兵衛の縄張りに田無の嘉十一家が嫌がらせにやってきた。我慢する甚兵衛。だがその嘉十を百太郎がとあることで痛めつけ、百太郎は目を付けられた。そんな百太郎は、半蔵と志保の思いに衝撃をうけながも、甚兵衛とともに、二人を結びつけようと奔走するのだった…。

中仙道のつむじ風 
(C)東映
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