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海道一の鬼紳士 

A Devil of A Gentleman

1963(昭和38年)/4/6公開 85分 モノクロ シネマスコープ 映倫番号:13101 
配給:東映 製作:東映

色と欲とは人一倍!やることなすこと半人前!ペテン師三人集って温泉詐欺をたくらんだ。東海道の片田舎に巻き起こった温泉騒動を爆笑また爆笑で描く現代諷刺大型喜劇。

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ストーリー

温泉がレジャーの花形のはず…なのに、肝心の温泉が出なくなった町、愛知県の三谷温泉。これでは町の死活に関わると旅館業者たちの議論が沸騰。だがモダン興行の川上利助と、旅館・金波荘の女主人おしげが真っ向から対立。口論は仲の良い利助の娘・ミチ子とおしげの息子・金作の付き合い解消にまで発展してしまう。そんな中、一人の客がバスに乗って町にやってくる事がわかり議論は中断。有力者たちが出迎えるなか、やってきたのは日系二世のミッキー・木田。彼はハワイ観光団の滞在先を探して全国の温泉を回っていたのだ。何とか観光団を引き止めたいと、ミッキーと翌日にやってきたハワイの温泉王スタンレー・東郷を必死にもてなすが、元湯のカラクリもばれてしまい、スタンレーは逆に湯脈の試掘の提案をし始めた。だがそれこそミッキーと東郷の大ペテン。二人は言葉巧みに温泉開発会社の設立を説いて株券を売り出し始め、有力者たちがこぞって買占める大騒ぎ。そんな中、温泉博士と名乗る赤岩十吾という男が現れた。あわてた東郷たちだったが、実はこの赤岩もペテン師!意気投合した三人は、紳士協定を結んで共同戦線を張ることになったのだ。だが根がスケベな東郷が町に来ていたストリッパーのミミーにゾッコンになり、赤岩もミミーに惚れてしまう。そして警察の名簿から三人が詐欺師である事が判明。二人の悪事を追及しようとするのだが、そんな時、本当に温泉が噴出したのだった…。

海道一の鬼紳士 
(C)東映
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