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昭和残侠伝 唐獅子牡丹

Contemporary Tales of Chivalry Pt.2

1966(昭和41年)/1/13公開 89分 カラー シネマスコープ 映倫番号:14248 
配給:東映 製作:東映

唐獅子牡丹の刺青と心ゆさぶるあの主題歌の旋律が印象深い、高倉健の「昭和残侠伝」シリーズ第2作。背中の唐獅子牡丹の刺青に極道男の悲哀と根性を映しながら、女とその子供のためにドスに命を賭ける…。高倉健の魅力をふんだんに詰め込んだ娯楽任侠ロマン大作。

昭和残侠伝 唐獅子牡丹
(C)東映

ストーリー

石の山場は、榊組をはじめ組の者が仕切る慣わしであったが、榊組に対抗する左右田組の寅松は榊組を潰して縄張りを拡張しようと目論んでいた。この寅松には、弥市、宗二、徳三の三人の息子がいたが、石工あがりの父親譲りの暴れ者ぞろいで、町中の鼻つまみ者であった。寅松は弥市が花田秀次郎の弟分清川周平の許婚者くみに横恋慕したのを口実に、周平、くみの縁結びを条件に榊組三代目・秋山幸太郎を秀次郎に斬らせる。そして7年の月日が流れ、前橋刑務所を出る秀次郎を迎えに出たのは周平だけだった。目の上のたんこぶであった幸太郎を倒して日の出の勢いの左右田組に対し、かなめを失った榊組は、未亡人・八重の必至の努力も虚しく斜陽の一途を辿っていた。出所した秀次郎は、何はともあれ幸太郎の墓参りを済ませたがが、そこで、八重と幸太郎の忘れ形見・和夫に出会う…。

昭和残侠伝 唐獅子牡丹
(C)東映

シリーズ

「昭和残侠伝」シリーズ(9)

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