1967(昭和42年)/4/1公開 88分 カラー シネマスコープ 映倫番号:14821
配給:東映 製作:東映
ヒットメロディーにのせて、きびしい渡世の姿、父子の愛情を謳いあげるシリーズ第2弾。子供の恩人を香具師となってたずね歩くお馴染み文吾親子、粉雪舞う北国の田舎町で、ドスの封印きった文吾が、男の正念場をみせる。
刑期をつとめあげた文吉は、刑務所仲間の向こう傷のジョーと別れ子供の健一の待つ東京下町へと足を急いだ。しかし、尋ねた家は空家となっていた。気落ちし歩いていた文吾は露天の菓子を盗み折檻されている子供を助けると、その子供こそ我が子健一だった。文吾の留守の間、健一を預っていた照子は母に死なれて生活に困り、健一を知人に託して遠国に身を売ったのだという。それから文吾が健一を連れて照子を探す旅が始った…。
「浪曲子守唄」シリーズ(3)