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懲役十八年 仮出獄

Sentenced to Eighteen Pt.2

1967(昭和42年)/10/21公開 90分 カラー シネマスコープ 映倫番号:15087 
配給:東映 製作:東映

10億円の金塊をめぐり、国際ギャング組織を相手にした日本ギャング三人組の乗るかそるかの大バクチと凄まじいガンの挑戦をスリルとサスペンスで描いたハードボイルド・アクション。主演の安藤昇の脇を若山富三郎、伴淳三郎という味のある芸達者が固め、作品に厚味を持たせている。特筆すべきは、才人・伊丹十三の出演である。監督は降旗康男。

懲役十八年 仮出獄
(C)東映

ストーリー

郡司信介は服役中、規則を守り、作業成績も優秀であったことから仮出獄を許された。刑期満了までの残る2年間は、どんな事があっても法律に触れるようなことをしてはならない。郡司を迎えたのは、昔の仲間の木島だった。木島は金庫破りの名人で、早速、仕事の話を持ちかける。日東化工が密輸入した金塊をそっくり頂戴しようと言うのだ。郡司と木島は、仲間の大宮を誘うが乗り気ではない。だが、折も折、大宮は医師からガンのため余命1年と宣告されたことで参加を申し出た。日東化工は、そのバックに国際ギャング団が控えた武器メーカーだ。下手をすると命が無くなる。危険をおかした郡司たちはまんまと金塊強奪に成功するが、その金塊はベトナム空爆用のロケット資金として密輸入されたものだった…。

懲役十八年 仮出獄
(C)東映
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