かつて菊五郎劇団が上演した戯曲を久板栄二郎が脚色し、中村登が最初の時代劇として監督する。撮影は生方敏夫、音楽は黛敏郎。市川海老蔵が舞台と同じ役で映画デビューし、菊五郎劇団の市川左団次、尾上海幸、尾上・・・
原作は島崎藤村の小説。小倉浩一郎が製作を担当、板栄二郎の脚本をそのまま使用、監督は木下恵介が、松竹の東西一元化による演出家交流の第一陣として大船から京都へ出張。撮影は楠田浩之。主演は池部良と桂木洋子・・・
小倉浩一郎が製作し、文政八年(一八二五年)鶴屋南北の作を封建時代に非人間的に歪曲された碑史伝説を新な解釈のもとに、「新釈四谷怪談」として久板栄二郎がその脚本を執筆、木下恵介が監督に当たる。撮影は楠田・・・