直木賞作家・有馬頼義の短編小説「現行犯」を映画化。罪無き一市民が、ただ一つの秘密のために殺人の嫌疑を受け、自ら墓穴を掘って滅びゆく異常な物語の中に、現代を支配する恐怖の心理を描き出した異色作。
鶴田浩ニの東映入社第一回作となる本作は、終戦間近い動乱の満州を舞台に、拳銃と陰謀渦巻く砂漠都市でひとりの日本人青年医師が限りなきヒェーマニズムと祖国愛をもって繰り広げる愛と血と熱情のドラマである。
青年建築士をめぐって、積極的に思いを達成させようとする大阪の令嬢と、陰ながらひそかに想いをよせる東京の娘との美しい恋の争いを描く恋愛劇。原作は小島政二郎の同名小説。
水原一郎の主演第二作。船内害虫駆除業、続に”鼠殺し稼業”の若旦那が、カンボジアからラグビーボールに入って密輸入されたダイヤを巡って、多い血の気を爆発させる痛快篇。
大都会の夜の殺人事件・・・・・・闘魂に燃える若き新聞記者が、特ダネを追う中に知らず知らず犯罪の渦中に巻き込まれてゆく。恋の哀愁、強力な劇的迫力、血を呼ぶ男の友情など、話題を呼ぶロマンチックスリラー映・・・
日本最初の月ロケット発射をめぐってそれを妨げようとする某国の原子潜航艇と怪人二十面相の謀略に、敢然と挑戦する名探偵明智小五郎とぼくらの少年探偵団の大活躍。