鶴田浩ニの東映入社第一回作となる本作は、終戦間近い動乱の満州を舞台に、拳銃と陰謀渦巻く砂漠都市でひとりの日本人青年医師が限りなきヒェーマニズムと祖国愛をもって繰り広げる愛と血と熱情のドラマである。
直木賞作家・有馬頼義の短編小説「現行犯」を映画化。罪無き一市民が、ただ一つの秘密のために殺人の嫌疑を受け、自ら墓穴を掘って滅びゆく異常な物語の中に、現代を支配する恐怖の心理を描き出した異色作。
日本全土を覆う犯罪シンジケート設立をめぐってギャングと手を組む暗黒街のボスたちと、「やくざ」の道を貫き通す男の対決をし凄絶なタッチで描いたギャングアクション。
風雲高まる長崎出島を舞台に、謎の秘宝”マグナの瞳”をめぐって疾風の早業を展開する変幻出没七変化の快傑黒頭巾が剣を持って息づまるスリルと活劇を織りなすシリーズ第三作。
舞台は幕末風雲の渦心、京都と大阪幕軍の命脈を扼す勤王軍用金搬送の重大使命を担った黒頭巾が新撰組の飽くなき追求の綱を打破り、悪逆非道の盗賊偽黒頭巾の魔手を打払い、神出鬼没正義の必殺剣と無類の拳銃さばき・・・