天文十二年(1543年)、初めて日本に鉄砲を伝えたポルトガル船の船長ピントオと鍛冶師の娘との恋を絡め、見事鉄砲の模造に成功したものの次第にそれが大量殺人兵器と化していった鍛冶師の歓びと哀しみを描く。
エジンバラ国際映画祭優秀映画賞受賞の傑作。美しい田園の中の純真素朴な小学生達が、新任音楽教師の情熱あふれる指導のもと、音楽の美しさ・すばらしさに目覚める様子を描いた感動作。
明治37年に勃発した日露戦争の歴史的事実と、それにかかわった人々の生き様を雄渾なタッチで描いた歴史巨編。豪華キャストが総結集し、さだまさしによる主題歌「防人の詩」が万人の心を揺さぶった。
政治を勤かす人間の狂気、そしてその狂気に押しつぶされて行く人間群を追求する大胆な企てを映像化。触れてはならない黒の聖域<フィクサー>に、初めて肉迫した社会派娯楽大ドラマである。政界、財界、暴力社会を・・・
おじいちゃんが壊れていく。家族の戦争がはじまる
誰にしてみても、いつかは来る道-老いと痴呆。他人事なら可笑しいが、自分のこととなると哀しくて恐ろしい。痴呆症老人の異常な行動と、それに振り回され・・・
有吉佐和子原作の美しくもすさまじい、妻と姑の愛の葛藤を描いた話題の名作ベストセラー小説「華岡青洲の妻」を映画化した本作は、市川雷蔵(青洲)、若尾文子(加恵)、高峰秀子(母・於継)という最高のキャステ・・・