鶴田浩ニの東映入社第一回作となる本作は、終戦間近い動乱の満州を舞台に、拳銃と陰謀渦巻く砂漠都市でひとりの日本人青年医師が限りなきヒェーマニズムと祖国愛をもって繰り広げる愛と血と熱情のドラマである。
水原一郎の主演第二作。船内害虫駆除業、続に”鼠殺し稼業”の若旦那が、カンボジアからラグビーボールに入って密輸入されたダイヤを巡って、多い血の気を爆発させる痛快篇。
次々と男を愛し、その愛に忠実に生きる女、強烈な自我の意識によっていかなる束縛も拒否する激しい女、そして風に吹かれる蝶のようにか弱さを感じさせる可愛い女。複雑で多様な面を持った女の多彩な愛の遍歴を浅丘・・・