飯干晃一のドキュメント小説を映画化。黛敏郎が音楽を担当。中島貞夫の演出で、ヤクザ社会に深く切り込んだ衝撃の作品。ファミリーと組織の両面に生きる首領(ドン)の不気味さと、組織のもつ巨大な支配力や恐ろし・・・
現代の若者のエネルギーが爆発する街、新宿を舞台に、アングラ劇団、フォークグループ、反戦運動、フーテン族などの実態をドキュメントタッチで捉えながら描く。
明治末期の待合“立花”を舞台に、娼婦と旗本くずれの掏模との恋葛藤を描いた永井荷風原作「四畳半襖の下張」の映画化作品。荷風好みの淪落の女性像を浮彫りにし、美しくも妖しい独特の耽美世界が展開される。
バーテン梅宮辰夫と女子大生との恋を中心に、好色紳士のホステス千人斬り、デパートガールの悦楽死、金を騙しとられるパンチガール、妻の座にしがみつくバーのマダム等、人間模様を描いた夜の歌謡シリーズ第3弾。
夜の歌謡シリーズ第5弾。七色のネオンが彩る東京と長崎の夜を結んで、男と女のさまざまな恋と愛欲の生態を、青江三奈の大ヒットメロディーをバックになまなましく綴る。6大スター共演のシリーズ・デラックス版。
悪徳に塗りこめられた大都会の真只中を明暗二筋の人生を歩む二人の男、刑事と恐喝屋。手錠の影に爆発する男の友情と憎しみを通して、戦慄の姿なき暴力の実体をあばく異色アクション。