太平洋戦争末期、史上かつてない凄惨な戦法が採られた。この特攻の思想を生みだした力は何か。生きるために死に、死ぬ為に生きた若者達。大西中将に鶴田浩二が扮し、他オールスターキャストで描く戦争巨篇。
若さが爆発したあまり勘当となった桑名候の御曹子が、山賊経営者と知り合って、山に、町に、海に、悪玉退治のため力と知恵をフル回転。愉快なストーリーに、北大路の清々しい魅力がいっぱいの時代劇。
描かれる人間の業の愚かさと哀しさ。それでも何としても生きていこうとする人間の強さ、美しさ。人間とは、生きる意味とは、そして生きていくための強さとは。アシュラが突きつけるその強烈かつ根源的なメッセージ・・・
清廉潔白の士・北條貢が、権勢と陰謀の犠牲にたち、無実の罪を負ったまま無明の道を辿り、艱難辛苦の末、遂に正義の勝利を歌い上げるという、市川右太衛門快心の力作。
偽鼠小僧騒ぎでお江戸を離れた本物の次郎吉が、北町奉行の長男と互いに素性も知らぬまま東海道を弥次喜多道中。若さはちきれるコンビが巻き起こす痛快無類の青春道中日記。