女の顔がみるみるうちに口が耳まで裂け死体をむさぼり喰う、竹の子のように生える鮮血をふきあげる生首、近ずく人間を呑みこむ恐怖の沼、障子に夜毎うかびあがる化け猫や亡霊の姿、等々血も怖る戦慄の怪談映画。
坊主シリーズ第2弾。お馴染み極悪坊主の真海が、河内名物の闘鶏の利権を狙う悪徳ヤクザと対立しながら、人間の信実を求めていく姿を、アクション、笑い、お色気の中に描いていく。
若山富三郎の第1回主演作品。釜ヶ崎の愚連隊あがりの極道が、大阪中を自分の縄張りにしようという欲を燃えたたせ、どえらい根性とむき出しの闘志で、暴力渡世の大組織をぶち破っていく迫力篇。
義理と人情に結ばれた男の世界に生きる三人の博徒が、横浜、網走、そして香港、マカオを舞台に暴れ廻る任侠アクション。海外ロケで香港・マカオに日本の任侠、着流し姿を登場させた異色興趣。
前科者シリーズ第3弾。爆弾男と異名を持つ若山富三郎演じる岩木松吉が、帝国海軍華やかなりし頃の軍港横須賀を舞台に、ドスと手榴弾でケタはずれの大暴れを繰り広げる痛快娯楽大作。
博徒のドスと血と無法の秘匿とされてきた世界を赤裸々に描く、博奕打ちシリーズ第4弾。東京江東地区に強大な縄張りを持つ天竜一家の総長跡目相続をめぐり、渡世の掟、仁義、兄弟間の微妙な身分差などの要因から凄・・・
昭和初期、旅から旅を続け高市廻りに日を送るテキヤたち。カメラはそのテキヤたちの中の男、高倉健を追う。壮絶なアクションに度胸と人情の機微を盛り込んで、美しい風景をバックに描きあげる股旅調任侠大作。