明治中期の筑豊炭鉱地帯を舞台に、悪徳有力者の妨害や圧力を撥ね退けて九州有数の大炭鉱を作り上げていく女侠の半生を、詩情豊かに描いた女侠伝シリーズ第4弾。
昭和初期の関東・関西を舞台に、大組織博徒一家の跡目相続争いをマキノ雅弘、高倉健のコンビが格調高く謳いあげる新シリーズ第1弾。藤原審爾原作の「総長への道」の映画化。
舞台は、二つの組が激突する風雲の洞海湾。沖仲士を守って闘う勇侠高倉健、一筋の恋に命を散らす女侠藤純子を中心に、鶴田、玉緒、千恵蔵、伊吹など多彩な人物像が入り乱れ、絢爛たる戦いを繰り広げる。
藤純子の女侠伝シリーズ第3作。大正中頃の深川を舞台に、米の買占めを図る悪徳商人と、これと手を組む強欲な博徒に対し、藤純子の鉄火芸者と菅原文太の小揚げの組頭が命を的に立ち向かっていく。
現代やくざの断面をリアルなタッチで描いて好評を博してきた日本暴力団シリーズ。本作は、その第4弾として、土壇場に立たされた男のど根性を、血とドスと拳銃で謳いあげる迫力ある任侠篇。