やくざの野狐三次が「に組」の長五郎に拾われ、旗本の定火消したちとの喧嘩のうちに火消しとして立派に成長し、自分を捨てた父の町奉行・筒井伊賀守と対面するまでを痛快に描いた娯楽大作。
尊敬し愛した父を目前で侮辱された高校生・順治が、恋人・千津を振り切って拳銃をふりかざして復讐しようとするが、父の意外な暗い面を覗き衝撃を受ける物語。当時流行した六本木族の生態等を描写している。
「東海の顔役」「東海一の若親分」に続く、大好評、錦之助の次郎長シリーズ第三弾。甲府に向った錦之助一家が悪政とボスの跳梁に悩む人足たちを救うため、二足草鞋の猿屋勘助、悪政の甲府勤番支配に挑戦するという・・・
「東海の顔役」に続く、若き日の次郎長シリーズ第2弾。お蝶との祝言をすませた次郎長は、一の仔分・大政や大野の鶴吉らを引き連れ清水港を後にする。清水一家の名物男・森の石松も加わり、東海道に響き渡る痛快伝・・・