ヤクザ映画のパロディ的な作品となった若山富三郎の「極道」シリーズ第3作。舞台を旧日本軍に設定し、時の国家権力と闘う様を痛快に描いている。戦後の日本映画には軍隊の“非人間性”を描いた作品が数多くあるが・・・
7年振りに渡世修行の旅から故郷・熊本に戻ったお竜が二代目を襲名し、矢野一家を背負って九州筑豊地方の荒くれ者との対決、一匹狼の流れ者・矢代との交情を交えながら、魅力溢れるお竜の姿を謳い上げる緋牡丹博徒・・・
阿波に満開、緋牡丹と任侠の花ざかり!
舞台は四国・徳島、お竜こと藤純子を中心に任侠オールスターが阿波踊りに顔を揃え、超豪華版となったシリーズ第5作。出所した子分を引き取るために徳島を訪れたお竜・・・
明治41年の賭博禁止令施行の頃を背景に、ある博徒一家の新しく生きるか、博徒一筋に生き抜くかを縄張りを狙う他の一家との争いも絡んで、オールスターを配して迫力いっぱいに描き挙げていく。
幕末から、明治、大正、昭和10年代にかけて起きた9つの暗殺事件を、血盟団事件を中心にして綴った日本暗殺百年史というべき作品。全篇を通して反体制の純粋で美しいエネルギーに満ち溢れている。
米軍占領下にあってGIと争い、その傷害事件を皮切りに、暴力だけを資本にして暗黒の巷でめきめき頭角をあらわす男が組を結成。次々と縄張りを拡張する過程を、すさまじい迫力、血の抗争の中に描いてゆく。
現代東京を舞台に、大組織の傘下の組長が組織の汚さに愛想をつかし絶縁状を叩きつけ抗争に巻き込まれる。任侠の士である主人公・高倉健が敵対する組織と戦う、人気任侠シリーズ『日本侠客伝』の第8作。
大正末期の浅草、そして生地獄と称される硫黄鉱山を舞台に、渡世に命を賭ける男たちの哀歓を、東映任侠路線の真髄を結集し、オールスターを配してダイナミックなアクションで描く。
戦後の混乱期、無法三国人の跋扈する温泉町にやって来た刑務所帰りの義兄弟三人が、渡世人二人の助力を得て壮烈な闘いを繰り広げる。菅原文太、若山富三郎、待田京介、葉山良二、高倉健らオールスターキャストで贈・・・
京都のズベ公グループ対大阪ズベ公グループの対決。「温泉みみず芸者」に続いて取り組んだ、池玲子の女番長シリーズ第2弾。梅宮辰夫が特別出演しているほか、若手女優陣がフレッシュなアクションを展開する。