鶴田浩ニの東映入社第一回作となる本作は、終戦間近い動乱の満州を舞台に、拳銃と陰謀渦巻く砂漠都市でひとりの日本人青年医師が限りなきヒェーマニズムと祖国愛をもって繰り広げる愛と血と熱情のドラマである。
日本全土を覆う犯罪シンジケート設立をめぐってギャングと手を組む暗黒街のボスたちと、「やくざ」の道を貫き通す男の対決をし凄絶なタッチで描いたギャングアクション。
野村芳太郎とコント55号のコンビによる6作目。脚本は大西信行と山根成之による共同執筆。監督は脚本も執筆している野村芳太郎。撮影を川又昂がそれぞれ担当している。
りんごの津軽から、母を探して上京して来た唄う姉妹。その姉妹を助ける人情あふれる浅草っ子たち。母と娘たちの愛情の交流を中心に、すばらしい歌声で綴る感動篇。
恵まれぬ境遇に育った双子姉妹が、父に死に別れて北海道を去り、東京浅草のドヤ街に住みながら、周囲の暖かい支援を得て人気歌手になるまでを、ヒット・メロディにのせて綴る。
ガン・ブームにのって、ポンと飛び出た拳銃売りのイカサマ野郎。女は口説く、鬼より恐いヤクザにはオモチャの拳銃を売りつける。舌先三寸で爆笑を呼ぶ傑作喜劇。
幼児誘拐の悪質な犯人を追って、犯人の報復を恐れる家族の協力さえ得られず、捜査に苦労しながらも唯一の手がかりである電話網に喰いつき、必死の努力を続ける刑事の姿を描く迫真篇。
警視庁シリーズ第22話となる初の長編。東京多摩の黒焦げ死体発見から、警視庁の7人の刑事が、秋田へ、四日市へ、沖縄へと全国を縦断して体当り捜査を敢行するサスペンス大作。