1963(昭和38年)/12/1公開
配給:松竹 製作:松竹株式会社
梶山季之のラジオドラマより池田一朗が脚色、八木美津雄が監督した恋愛もの。撮影は平瀬静雄が担当している。
東京エージェンシーのコピーライター藤堂冴子は、ミリオン自動車から発表される新車の宣伝プランを、同僚の美千代や大沢と担当している。ミリオン自動車宣伝部の山田忠彦は、冴子に思いを抱いているため、冴子達の仕事を長引かせようと、主任設計技師船田哲也を利用して無理な注文をつけていた。ある日、犬のテツを連れて散歩に出た冴子は、偶然伯父の呑海を訪ねたという船田に逢い、好意をもった。翌日千葉の工場を訪ねた冴子は、東京へ帰る車中で船田の科学的な鋭さにひかれ、自分の描く結婚の設計図と照らし合わせてみるのだった。一方山田は昭和