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作品紹介

炎と掟

1966(昭和41年)/3/5公開     
配給:松竹 製作:松竹株式会社

井上梅次と立花明が共同でシナリオを執筆、井上梅次が自ら監督した掟シリーズ第4作目。撮影は川又昂が担当している。

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スタッフ

監督:
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音楽:
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ストーリー

繁華街の駅をはさんで、二組のやくざが対立していた。南口の権田組は観光センターを建設中であり、北口の庄司はエス・エス興業という名のもとに拳闘クラブ、ナイトクラブ等を資金源とする新興やくざ。ある夜、権田観光センターの建設工事現場が何者かによって爆破された。権田をはじめとする、権田組の組員大津や若島らは、これを庄司の仕業とにらみ、殴り込みをかけようといきりたった。が、そこへ権田組でも兄貴株の南条が止めに入った。そしてことの荒立つのを恐れた南条は単身エスエス拳闘ジムへ乗りこむと、庄司の子分野村をしめあげ、爆破が彼の仕業であることを確かめると、その足で庄司の経営するクラブ白夜へ出かけた。白夜では庄司が、名門の資産家と自称する生活無能力者の宝積にへつらい、娯楽センター建設に一枚かませようとしていた。その前で、南条は野村からとった証文をたてに、庄司につめよった。だが、これを予期していたかのような庄司の好計にかかり、南条は宝積を人質に命からがら白夜を脱出した。宝積の邸へ着いた南条は、そこで、宝積の妻小夜子に逢った。意外にも小夜子は、南条の初恋の人であった。心の動揺を押しかくして、南条は逃げるように宝積の邸を去った。が、一方権田の娘ゆかりは、そんな南条に激しい恋情をよせていた。それから数日、権田組に弱味をにぎられた庄司は、仕方なくことの仲裁を関東卍組組長立花に頼んだ。立花は、南条を旅立たせることを条件に、庄司に工事の邪魔をさせない事を誓わせた・・・。

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