1968(昭和43年)/8/14公開 90分 カラー シネマスコープ 映倫番号:15415
配給:東映 製作:東映
若山富三郎演じる生臭坊主・真海の、八方破れの行状をふんだんに盛り込んだ作品。色町での奇妙な遊び、胸のすく大博奕、少林寺拳法と唐手の凄まじい闘い、そして本山の勢力争いなどを痛快無類に描く。
陰謀によって本山の総務部の役職を追われ、末寺の住職に落ちぶれた僧・真海は、喧嘩・女・博打に明け暮れる生臭坊主に変貌を遂げていた。そんな真海を更に追い込もうとする僧・行徳、了達たちと組んだ鬼頭一家によって川に投げ込まれた真海は、おちかという女性に助けられる。偶然にもおちかは、真海の恩人である僧侶・道然のもとの妻だった。道然を追い落とそうとする行徳・了達の企みに気付いた真海だったが、鬼頭一家の手によっておちかが殺され、息子の健太郎も捕えられてしまった。今こそ暴れん坊真海の値打ちを見せるとき!寺を捨て、戒律を捨てた破戒坊主が単身、鬼頭一家に殴りこみをかける!
「極悪坊主」シリーズ(5)